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3時間の勉強で合格!eco検定(環境社会検定試験)の勉強方法、攻略方法を教えます!

アイキャッチ

第24回のeco検定を受験し、無事に合格しました。

(100点中70点以上が合格ラインで77点獲得しました。)

私が合格できた勉強方法や試験の攻略方法を記述するので、

これから受験する方はご参考にしていただければと思います。

eco検定ってなに?

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eco検定はかなりマイナーな資格です。

正式には「環境社会検定試験」と呼ばれ、合格すると合格証と「エコピープル」の称号をゲットできます。

 

国家資格ではなく、商工会議所が発行する資格であるため法的な優位性は無し、定期的な更新等もありません。

カラーコーディネーターや福祉住環境コーディネーターと同価値という認識です。

eco検定ってどんな人が受けるの?

試験内容から見ると仕事上環境に詳しくないといけない立場の方や

ISO14001、産業廃棄物に関わる部署でお勤めの方が多いと思います。

 

試験会場を見渡すと受験者の男女比率は男性7割、女性3割ほど。

学生のような若くて肌ツヤが良い方も多く見られ、

就職活動で自分に対する付加として受験しているようでした。

eco検定の難易度

年2回試験が行われ毎回1万人程受験し、合格率は70%以上です。

数字だけ見れば難関な資格ではありませんし、私も難しいとは感じませんでした。

 

しかし勉強せずに合格するにはハードルが高いと思います。

理由は問題の構成として普段使用しない単語の意味を問われる内容が多いためです。

 例えば「四大公害病」「スマートグリッド」「バイオミミクリー」「SDS制度」など

聞いたことはあるけど理解していない単語の意味を知らないと合格できません。

そのためある程度の勉強量は必要です。

eco検定の受験料

受験料は5,400円になります。

決して安くはないので1回で受かるよう頑張りましょう!

eco検定の勉強方法 

ここからは実際に合格した私の勉強方法をお教えします。

先にお伝えしますが無料で合格するのは困難です。

下準備として公式問題集を用意してください。

公式である出題傾向が読めますし、過去問を解いてeco検定への慣れも生まれます。

【2019年7月追記】

2019年版問題集の内容を確認しましたが2018年以前の問題集でも十分合格できます。

既に問題集を持っている方は新装版の購入は不要です。

2019年版 環境社会検定試験eco検定公式過去・摸擬問題集

2019年版 環境社会検定試験eco検定公式過去・摸擬問題集

 

テキストもありますが、資格取得だけが目的の方は必要ありません。

問題集だけだと心配な方はテキストも併せて購入しても問題ありません。

改訂7版 環境社会検定試験eco検定公式テキスト

改訂7版 環境社会検定試験eco検定公式テキスト

 

下記で手順を説明します。

手順1:過去問を一切勉強せずに「1回分」を解答する

手順1ではあなたの苦手な問題を発見します。

 

過去問題集には3回分の過去問模擬試験問題が2回分掲載されています。

私の対策方法では3回分の過去問を使用します。

 

まずは一切勉強せずに過去問を「1回分」解答します。

なぜか一切勉強していないのに50点以上を容易に獲得できます。

ここで「あれ?意外とeco検定って簡単なんじゃね?」と思えればしめたものです。

「どうせ受からない」とか「eco検定は難しいかも」という悪いイメージを払拭し、

勉強に対する前向きな姿勢を自分の中に植え付けてください。

手順2:手順1の過去問で6点以下だった問題を確認する 

手順2ではあなたの弱点を数字で明確にします。

 

eco検定は全10問出題され配点は各問10点、計100点のうち70点以上獲得が合格です。

つまり各問で7点以上獲得すれば70点の合格ラインを達成できます。

 

6点以下の問題は合格ラインに達していないため対策が必要です。

7点を10点にするよりも3点を7点にする方が点数の上がり幅が大きいため合格が近付きます。

手順3:手順2で確認した項目のみ過去問を「2回分」解く

そして手順3で弱点を克服していきます。

 

手順1で解答した過去問を除いた残り「2回分」の過去問を使います。

しかし全問解答する訳ではなく、手順2で6点以下だった問題だけ解答します。

毎年問題に挙がる単語や内容は似ているため2年分の過去問を行えば

合格ラインに達する十分な知識を得ることができます。

 

私はこの方法で合格しました。

勉強時間は3時間ほどでした。

 

eco検定の試験攻略方法

攻略法は下記の通りです。

合格圏内の勉強量と攻略法を駆使して合格を勝ち取りましょう!

 

長文穴埋め問題(第2,4,9問)は数字の小さい順に回答を選ぶ。

回答例

第23回の第2-2問を例に説明します。語群に赤枠で囲まれた単語が正解です。

回答の順番は[ア]1→[イ]6→[ウ]7→[エ]8→[オ]13です。

テキストの過去問を確認すると語群から選ぶ問題については

「前問の数字より小さい数字での正解はない」ということがわかりました。

つまり『[ア]3→[イ]1 』では[イ]の回答は間違っています。

 

応用方法として[ウ]の回答が分からない時は[イ][エ]で回答した番号の間に[ウ]の正解があると判断していいでしょう。

 

第2,4,9問はサービス問題です。平均8点以上は獲得しましょう。

第7問は問題文を読まない。

問題文と設問が関連していないので読まない方が回答しやすい。

2点問題(第5,7,10問)を集中的に勉強する。

2点問題は大量得点のチャンス!言い換えればココを落とすと合格は困難です。

 

これだけで合格圏内に近付きます。

アドバイスとまとめ

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試験前日から勉強を始めても合格できます。(私は前日から勉強しました。)

集中力のある方は試験が午後のため、午前中に勉強して自分を追い込んでもOK。

 

eco検定は国家資格ではないので、熱心に勉強しても見返りが少ない資格と言えます。

短期集中かつ効率的な勉強で資格を取得し、節約した時間を有効活用しましょう。